父母会で作った自作缶バッチ

子供が三年間お世話になった高校の部活では、毎年様々な親を含めた行事があります。その行事は半数がイベント化しているので、親子そして普段からお世話になっている学校関係者から近隣の方や関係者を呼んで、盛大に炊き出しをしたり、年間の中でも最も大きな行事は三年生を送る会というのがあるのです。

三年生を送る会は下級生の父母たちが一丸となって企画をして行うのですが、大筋の会の内容は変えず、そしてその年その年ので個性が出るように演目や記念品などを次々決めて行くのです。私たちの学年の父母たちで三年生を送り出す時は記念品として、どんな物を差し上げようか?散々迷った挙句、1人の父兄の方がオリジナル缶バッチを自作してみてははどうかな?と言う意見を出しました。

最初はオリジナル缶バッジってどんなものだろうか?と私を含めてみなさん想像がつかいようでしたが、オリジナル缶バッチを提案してくれた父兄の方が、以前とあるイベントで記念バッジとしてもらった物があるから持って来てくれると言う運びになりました。父兄の方が持参してくれたオリジナル缶バッジは丸い形の物で、そのイベントが行われた日にちとイベントに登場したキャラクターの絵柄でしたが、鞄などにつけても可愛いなと感じました。

また、ネットからオリジナル缶バッジを検索すると、バッチを自作しているところも見つけて、一気に盛り上がりました。また想像していたよりも安価でオリジナル缶バッジを自作出来る事も分かったので、あっと言う間に三年生を送る会の記念品はオリジナル缶バッジも含めようと言う事が決定しました。

決定してからは早かったです。インターネットよりどんな風なオリジナル缶バッジにするのかを決めていく作業にはりました。私は担当しませんでしたが、担当してくれた方曰く、とてもスムーズに進んだとのことでした。そしていよいよ部の記念品としてのオリジナル缶バッジが完成して、郵送されてきたのですが、その出来上がり具合を見て、みんなで絶賛しました。

何の競技の部活なのかが、一目で分かるデザインにしてもらい、丸型の少し大きめの缶バッジにしたのですが、私も思わず欲しいと思うくらいにし素晴らしい出来になっていました。
卒業生と先生や関係者の方たちも当日は缶バッチをつけてくれて、皆さん良い記念になりますと言ってくださいました。私たちの子供が卒業した年も下級生の父母がオリジナル缶バッジを自作してくれて、頂きましたが、一生の思い出となりました。